施工例

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黒ずみやムラの出た土間コンクリートの補修工事をご紹介します。

馴染み深い土間コンクリート工事ですが、施工後にお客様からご指摘をいただくことの中に 「色ムラ」があります。
土間コンクリートの色ムラは、施工完了から数か月経過すればほとんどは消えますが、 そのまま残ってしまう場合もあります。
土間コンクリートは天候や温度などの施工時の条件によって仕上がりが変わるため、熟練した職人さんでもあっても安定した仕上がりにすることはなかなか困難です。

施工した土間コンクリートの色合いが気になったり、経年変化で表面の黒ずみが進行している場合などに適した補修方法として、現状の土間コンクリートに上塗りできる補修材「NSフロアハード」があります。
こちらでは、このNSフロアハードを使用したリフォーム例をご紹介します。

施工前の状況です。施工後数年経過し、土間コンクリート全体に黒ずみが見受けられます。

色の変化だけでなく、土間コンクリートは経年劣化によってタイヤ痕が付着したり、カビやコケが発生することがあります。

今回のご依頼は経年劣化したコンクリートの補修になります。
まず最初にコンクリート表面の汚れを取るために全体を磨きます。美しい仕上げのために下地を整える処理です。

コテを使い、補修材「NSフロアハード」をコンクリートの表面に塗り付けていきます。
均一な仕上がりになるよう、慎重かつ素早く作業をします。

養生をして、乾燥を待ちます。

養生を外し、目地に化粧砂利を入れて完成です。
黒ずみも無くなり、ユニークな型枠の形状がすっきりと目に飛び込んでくる、美しくモダンな土間に仕上がりました。

土間コンクリートの色変化は表面上の問題で耐久性の心配はありませんが、土間コンクリートの仕上がりに対して真っ白な印象を持たれる方もおられ、結果的に施工直後の色合いやムラなどがクレームに繋がってしまうケースも多く見受けられます。

解体せずにリフォームできる補修方法の一例として、ご参考にしていただければ幸いです。